奈良2人遺体、不明直後「連絡つかない」 三重県警に容疑者が説明 三重

奈良市の川岸で親子とみられる女性2人の遺体が見つかった事件で、死体遺棄の疑いで三重県警に逮捕された会社員今北享宏容疑者(37)=同市法蓮町=が、親子が行方不明になった直後、警察官に「自分も(親子と)連絡がつかない」と話していたことが19日、県警への取材で分かった。県警は今北容疑者が2人が死亡した経緯を知っているとみて調べている。 県警によると、今北容疑者は2月9日、交際していた無職池田園美さん(44)=伊賀市小田町=と池田さんの娘で県内の大学に通う莉園さん(20)=同=の3人で外出。池田さん親子は翌10日から連絡が取れなくなった。 池田さんは別の傷害事件で10日に被害届を提出する予定だったため、警察官が池田さんの自宅を訪問。その際、付近にいた今北容疑者は警察官に「連絡がつかない」と説明したという。 県警はその後も親子と連絡が取れず、池田さんは今月17日、奈良市月ケ瀬嵩の名張川左岸で遺体で見つかった。付近でもう1人の遺体が見つかっており、県警は莉園さんとみて特定を進めている。 県警は19日、池田さんの遺体をビニールシートに包んで遺棄したとして、死体遺棄の疑いで、今北容疑者を津地検に送検。今北容疑者は「1人で遺棄した」と話し、容疑を認めているという。 また、今北容疑者が「2人の遺体を一緒に車に載せて運んだ」という趣旨の供述をしていることも判明。今北容疑者は親子が行方不明になってから1週間以内に池田さんらの遺体を遺棄したとみられる。 池田さんの近所に住む80代の女性は「奈良ナンバーの車が毎日のように来ていた。(今北容疑者とみられる人が)よく草取りをしていた」と話した。近くに住む男性は「2人が亡くなり、かわいそう」と語った。

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