ドナルド・トランプ米大統領は20日(現地時間)、9月に米国訪問を控えているイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が逮捕されることはないと明らかにした。 トランプ大統領は同日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」を通じて「ネタニヤフ首相は米国にいる間、いかなる形でも逮捕されることはない」と述べた。 続けて「彼は最近、罪のないデモ参加者5万2000人を殺害し、過去47年間に米軍兵士をはじめ数多くの人々を殺してきたイランと戦っている」とした。 さらに「逮捕されるべきなのは、イランを前例のない死と破壊の渦に追い込んだ者たちだけだ」とし、「これは歴代大統領が数年前に解決すべきだった問題だ」と付け加えた。 トランプ大統領の発言は、民主党所属のであるゾーラン・マムダニ・ニューヨーク市長が先に、9月の国連総会出席のためニューヨークを訪れる可能性があるネタニヤフ首相について逮捕の可能性に言及したことを一蹴したものとみられる。 マムダニ市長は18日、ニューヨーク・タイムズ(NYT)とのインタビューで、ネタニヤフ首相について「国際刑事裁判所(ICC)に訴追された戦争犯罪者だ」と述べ、姿勢当局の法務部門が同首相を逮捕するための法的措置を検討していると明らかにした。 ICCは2024年11月、ガザ地区での戦争犯罪および人道に対する罪の疑いで、ネタニヤフ首相に逮捕状を発行している。 これに対しネタニヤフ首相府は声明で、「ICCは米国人やイスラエル人に対して何の管轄権も持たないでたらめな裁判所」とし、「このような荒唐無稽な逮捕状は、性的不正疑惑が公になる前に不名誉な形で解任されたカリム・カーン前ICC主任検察官が発付したものだ」と強く反発した。