ブライソン・デシャンボー(米)が先週の全英オープンで科された2罰打を巡り、ドナルド・トランプ米大統領へ電話すると発言していたと、複数の海外メディアが20日に報じた。 デシャンボーは2日目の5番パー4で、ラフに入ったボール付近の草を踏んだ行為が「ライの改善」に当たると判断され、ホールアウト後に2罰打を科された。本人は裁定に異議を唱えたものの、判定は覆らず、スコアは「66」から「68」に修正された。なお、デシャンボーは大会を14位タイで終えている。 報道によると、協議の中でデシャンボーは、問題が解決しなければトランプ氏へ電話して介入を求める趣旨の発言をしたという。この内容はゴルフジャーナリストのジェフ・シャッケルフォード氏のニュースレター「The Quadrilateral」が最初に報じ、その後、英国メディアの「The Times」や「The Telegraph」も伝えた。 一方で、実際にトランプ氏へ電話がかけられた証拠はなく、大会関係者も大統領から連絡を受けた事実はないと話したとされている。 デシャンボーとトランプ大統領は親交が深いことで知られる。デシャンボーは2024年の米大統領選でトランプ氏を支持。自身のYouTubeチャンネルで共演しているほか、スポーツ・フィットネス・栄養に関する大統領諮問委員会のメンバーも務めている。 この2罰打については、ローリー・マキロイ(北アイルランド)が大会期間中、「彼がバックスイングのラインを改善したことに疑いの余地はない。あれが不注意だったのか、意図的だったのかは関係ない。不注意だったことを願うが、2罰打は間違いなく妥当だったと思う」と、裁定を支持する発言をしている。 なお、タイガー・ウッズ(米)も今年4月に自動車事故を起こした際には、DUI(飲酒もしくは薬物の影響下で運転)容疑で逮捕されるまでの間に、トランプ氏に電話をかけていた。