【07月21日 KOREA WAVE】韓国・光州市で女子高校生が殺害された事件を巡り、警察庁国家捜査本部の特別捜査団は20日、収監中のチャン・ユンギ被告に対する初の聴取に乗り出した。初動捜査で特別扱いや便宜供与がなかったかを調べる。 特別捜査団は同日午後1時、光州刑務所を訪れ、初動捜査を担当した光州光山警察の捜査チームから特別扱いや便宜を受けたかなどについて、チャン・ユンギ被告を集中的に聴取する。 チャン・ユンギ被告の伯父に当たる現職警察官も同日、参考人として出頭した。特別捜査団は、伯父が事件捜査に介入したり、家族に捜査状況を伝えたりすることに関与したかを確認する方針だ。 チャン・ユンギ被告の父親に捜査情報を漏らした疑いが持たれている光山警察の警察官についても、容疑者として改めて事情を聴く。 捜査は事件当時の光山警察署長にも及んでいる。特別捜査団は14日、職権乱用などの疑いで元署長を立件し、20日には法務省に出国禁止措置を申請した。 元署長は当時の指揮系統の責任者として、捜査過程に影響を及ぼした疑いが持たれている。特別捜査団は、事件直後にチャン・ユンギ被告の父親と通話した事実があるか、携帯電話の発着信履歴を確認しているとされる。 当時の捜査幹部では、証拠隠滅の疑いで元捜査チーム長が逮捕された。元刑事課長に対する逮捕状審査も21日午前11時、光州地裁で開かれる。 元刑事課長は、チャン・ユンギ被告に性的暴行などを伴う殺人ではなく、一般の殺人容疑を適用した意思決定の過程を巡り、職権乱用権利行使妨害と職務怠慢の疑いが持たれている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News