覚醒剤を所持・使用した疑いで、熊本市に住む大学生の男が11日、逮捕されました。男は覚醒剤の影響で体調が悪くなって自ら救急車を呼び、駆け付けた消防が警察に通報したことで事件が発覚したということです。 覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、熊本市中央区坪井の大学生、酒井 宏樹容疑者(21)です。 警察によりますと、酒井容疑者は先月、覚醒剤を使用した疑いのほか、自宅アパートで覚醒剤0.3グラム、末端価格2万2000円相当を所持した疑いが持たれています。 酒井容疑者は、覚醒剤の影響で手のしびれなどを訴え、自ら救急車を要請。駆け付けた消防が警察に通報したことで、事件が発覚しました。 酒井容疑者の自宅アパートからは覚醒剤のほかに数本の注射器も押収されていて、 静脈に注射して覚醒剤を使用していたということです。調べに対し酒井容疑者は容疑を認めていて、「覚醒剤を使用したと思われる人のSNSでの投稿を見て、覚醒剤を使用するとどのような反応が出るか気になった」と供述しているということです。 警察は、酒井容疑者がSNSを使って覚醒剤を購入した可能性があるとみて、入手経路など調べを進めています。