本を売っただけなのに… 香港で逮捕された書店員が、最高7年の禁錮刑を課されるかもしれない理由

「扇動本」とは結局、何なのか 香港ではかつて、政治や社会について市民が考える場として、独立系書店が重要な役割を担っていた。だがいま、こうした店に対する当局の締め付けが一段と強まっている。 英紙「インディペンデント」によると、香港警察は「国家安全維持法のもとで出版業界への取り締まりを拡大」しており、その最新の動きとして2軒の書店を捜索し、5人を逮捕した。 逮捕されたのは37歳と57歳の男性2人、30歳から59歳の女性3人だ。容疑は「『扇動的な意図を持つ物品を陳列した』疑い、そして『扇動的な内容を含む出版物を販売した』疑い」とされる。「海外から香港に送られた荷物の中に、扇動的な意図を持つ書籍があった」という税関からの通報を受けての捜索であった。 非営利メディア「チャイナ・デジタル・タイムズ」によると、香港で独自に制定された国家安全条例(NSL)のもとでは、扇動的な出版物の販売は最高7年の禁錮刑に処される可能性がある。逮捕者のうち3人は保釈されたが、残り2人の状態は不透明なままだ。

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