国指定の天然記念物オカヤドカリ4163匹を許可なく捕獲し、段ボール箱に詰めてコンビニから発送しようとした中国籍の男3人が23日、文化財保護法違反の疑いで警察に逮捕されました。県内では大量のオカヤドカリを荷物として発送しようとして摘発される事例が近年相次いでいます。 逮捕されたのは、いずれも中国籍で飲食店従業員のジャン・ジェンハオ容疑者(自称20歳)、無職のジャン・ジェンヤン容疑者(自称25歳)、無職のワン・ジュン容疑者(自称29歳)の3人です。 3人は先月21日ごろ、文化庁長官の許可や捕獲が認められる理由がないにもかかわらず、県内のいずれかの場所から、国指定天然記念物のオカヤドカリ4163匹を沖縄市内のコンビニまで移動させた疑いです。 3人はオカヤドカリを段ボール6箱に入れてコンビニに持ち込みましたが、翌日、配送会社が異変に気付き、「ヤドカリが入っている」と警察に通報したということです。 警察によると3人は容疑について否認したり黙秘したりして、容疑を認めていないということです。個別の供述は明らかにしていません。 ■どこの海にもいるが「天然記念物」 県内では2023年にオカヤドカリ約680匹を所持していた中国籍の2人が、去年3月には約1000匹を発送しようとした台湾籍の2人が、今年5月には約1900匹を発送しようとしたベトナム国籍の4人が文化財保護法違反で摘発されるなど、外国人がオカヤドカリを無断で移動させようとする犯罪行為が相次いで確認されています。 オカヤドカリは国内に7種の生息が確認されていますが、すべてが国の天然記念物に指定されています。許可なく移動させたり捕獲したりすることは原則禁止されているということです。