インド政府も動かした「ゴキブリ」抗議 入試不祥事で教育相辞任

インドの大学入試問題が事前流出したことを巡り、インドのプラダン教育相は25日、モディ首相に辞表を提出したと明らかにした。政府の対応に抗議を続ける団体「ゴキブリ人民党(CJP)」がプラダン氏の引責辞任を求めていた。プラダン氏は声明で、国の団結が損なわれることのないよう辞任を決断したとしている。 ◇受験生200万人が再試験余儀なくされ インドでは5月に実施された大学医学部への統一入試で試験問題の事前流出が発覚。約200万人の受験生が再試験を余儀なくされ、精神的な負担を受けた10人以上の学生が自ら命を絶った。当局は流出に関与した疑いでこれまでに計13人を逮捕したとしている。 こうした中、CJPは6月以降、プラダン氏の辞任を求めて各地で抗議活動を展開。就職難の若者らの支持も増やし、活動は勢いを増していた。今月20日には、首都ニューデリーの議会に向けデモ行進し、一部が治安当局と衝突。地元メディアは近年最大の学生運動の一つと報じていた。 ◇沈黙保っていたモディ氏も… CJPの存在について沈黙を保っていたモディ氏も対応を余儀なくされ、23日のXへの投稿では「若者たちの福祉と将来ほど重要なものはない!」と強調。不正に関与した人物への「迅速かつ厳格な処罰」を確実にするとして、特別法廷を設置すると明らかにしていた。【ニューデリー松本紫帆】

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