板東英二さん死去で「脱税報道」思い出す人も…芸能人が受ける社会的制裁の重さとは

元中日投手でタレントの板東英二さんが、7月22日、慢性心不全のため86歳で死去したことがわかった。公式サイトが【ご報告】として、《急な旅立ちとなり私共も心の整理がつきませんが、晩年は、周りの皆様が最後まで本当にあたたかく見守ってくださったお陰で、家族に囲まれ穏やかな時間を過ごせましたこと、故人にとっては何よりの幸せだったと思います》などと伝えている。 「板東さんは1958年の夏の甲子園で活躍し、プロ野球入り後は中日ドラゴンズに11年間在籍。引退後は『マジカル頭脳パワー!!』(日本テレビ系)の司会や、俳優として日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するなど、野球選手のセカンドキャリアでは大成功だったといえるでしょう。 しかし、国税庁の確定申告推進キャラクターに起用されていたにもかかわらず、個人事務所が7年間で約7500万円の申告漏れを指摘された。2013年11月、会見を開いて頭部の植毛にかかる経費の扱いをめぐって国税当局と認識の違いがあったと説明し、『カツラが経費で落ちると思っていた』と涙ながらに謝罪しました」 (芸能記者) 影響は瞬く間に広がった。不祥事発覚直後から、レギュラー出演していた『世界・ふしぎ発見!』(TBS系)で出番がカットされ、その後、ほかの番組からも姿を消した。 「当時は、芸能界でもコンプライアンス意識が急速に高まり始めた時期でした。板東さんは活動を再開した後も “脱税タレント” というイメージが最後までつきまとい、そのまま第一線に戻ることはありませんでした」(同) 今回の訃報を受け、X上では、脱税報道を思い出す声も多い。 《脱税で干された芸能人みたいになってしまったのは残念だった》 《多彩に大活躍だったが、脱税のダメージが余りにも大きかったな》 板東さんは、修正申告と納税を済ませた後も社会的信用は戻らず、表舞台から消えてしまった。逮捕されたわけでもない芸能人が受ける社会的制裁の重さについて、改めて考えさせられた人は少なくないようだ。

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