今年4月、山形県米沢市で起きた特殊詐欺事件で、当時80代の男性から現金100万円をだまし取ったとして、神奈川県の男が逮捕されました。 男は、今回の事件において、すでに逮捕されている「受け子」を勧誘した「リクルーター」の立場でした。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、神奈川県茅ケ崎市に住む会社員の男(21)です。 警察によりますと、神奈川県の男は、詐欺グループの1人として、すでに逮捕されている受け子の男や名前のわからない人物らと共謀し、他人の親族などになりすまし、その親族が急ぎでカネを必要としているかのように装う手口で、米沢市に住む当時80代の男性から現金100万円をだまし取った疑いが持たれています。 4月21日、名前のわからない人物らが、男性に複数回にわたり電話をかけ、「義理の息子が会社の書類を無くしたため、再契約の費用として至急現金が必要となり、上司の息子に現金を渡してもらいたい」という旨のウソを話したということです。 そしてこの日、男性の家の近くの路上で、上司の息子になりすました受け子の男が現金100万円をだましとったということです。 警察は6月、受け子の男を逮捕し、その後の捜査で神奈川県の男が犯行に関与していたことがわかり、きょう、逮捕しました。 ■男の立場は「リクルーター」 男は、今回の事件において、すでに逮捕されている受け子の男を勧誘した「リクルーター」の立場でした。 警察は捜査に支障があるとして、神奈川県の男の認否を明らかにしていません。 警察は、神奈川県の男がSNSなどで実行犯を募り、都度メンバーを入れ替えて闇バイトや特殊詐欺などの犯罪を繰り返す匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」に関与している可能性があるとして、余罪や共犯者などについて調べを進めています。