訪問介護先の利用者の口座から自分の口座に不正に送金したり、金庫から金の延べ棒などを盗んだりしたとして、大阪府警が今月5日までに24歳の介護職員の男を逮捕・送検していたことが分かりました。被害総額は3460万円に上るということです。 電子計算機使用詐欺と窃盗の疑いで逮捕・送検されたのは大阪市淀川区の介護職員、名口愁斗容疑者(24)です。 警察によりますと、名口容疑者は訪問介護先の70代男性の口座情報を不正に入手してインターネットバンキングを無断で開設し、2023年11月から翌年4月にかけて、利用者の口座からあわせて1060万円を自分の口座に不正に送金したほか、男性のキャッシュカードと通帳を使って現金60万円を無断で引き出した疑いがもたれています。 また、去年12月から今年1月にかけては、別の訪問介護先の90代の女性の家の金庫から金の延べ棒などあわせて70点、約2340万円相当を盗んだ疑いももたれています。 70代の男性の口座から名口容疑者の口座に多額の送金が行われていることについて、男性の親族から警察に相談があり、発覚したということです。 警察の取り調べに対し名口容疑者は容疑を認めていて、盗んだ金などはクレジットカードの支払いや消費者金融への返済、家賃など生活費に充てていたということです。