「このおっさんに殴られたけえ、警察呼んでくれ」嘘の被害訴え非常ボタン…列車を約30分停めたか 無職男(77)を逮捕 「虚偽ではない」と容疑否認 広島

列車内の非常ボタンを押して車両を緊急停止させたうえ、「殴られた」などと嘘の被害を訴えたなどとして、無職の男(77)が逮捕されました。 威力業務妨害と虚偽告訴等の疑いで逮捕されたのは、広島市中区白島北町の無職の男(77)です。 警察によりますと、男は7月19日午後6時半ごろ、JR山陽本線の阿品駅と宮内串戸駅の間を走行中の列車内で、別の乗客男性(81)に因縁をつけて非常ボタンを押し列車を緊急停止させ、駆けつけた車掌に「このおっさんに殴られたけえ、警察呼んでくれ」などと嘘の被害を伝えて、車掌に110番通報をさせ約30分間にわたって列車を停車させ運転士や車掌らの業務を妨害した疑いがもたれています。 男はさらに、廿日市警察署で事情聴取を受けた際、「列車車内において座席に関する口論をした相手から腹と胸を殴られる被害に遭いました」「犯人に対してですが、厳しい処罰を受けてほしいです」などと男性に刑事処分を受けさせる目的で虚偽の申告をした疑いがもたれています。 警察の調べに対して、男は「非常ボタンを押したけど、虚偽ではない」と容疑を否認しているということです。 男は男性と面識はなく、警察署に同行した男性は「全く手は出していない」などと話していたということで、その後、警察が列車内に設置された防犯カメラなどを調べたところ、男の申告が嘘であると分かったということです。 警察は、座席に1人で座っていた男性に男が言いがかりを付けたことがトラブルの発端とみて、事件の詳しいいきさつを調べています。

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