「盗撮は麻薬」 学校で女子生徒や同僚を… 8年経っても消えぬ衝動 “元盗撮教諭”の告白 子どもたちをどう守る

名古屋で起きた教師による学校での盗撮事件。想像以上の広がりが衝撃を与えましたが、なぜ盗撮を繰り返したのか。摘発された元教師の男性が実態を語りました。 関東地方に住む30代の男性 Aさん。毎月1度、渋谷を訪れます。 (男性 Aさん) 「何でも話していいよっていう場所はなかった。私にとってここに繋がれたのは1番大きかった。知らない人が見たら、ここがそういう場所だなんて全然分からない」 訪れたのは「嗜癖問題相談室」。「嗜癖(しへき)」とは、特定の行動への病的な執着のこと。ここはアルコールや薬物・性依存などの患者が通う、民間のカウンセリングルームです。 この場所に8年間通っているAさんの嗜癖は「盗撮」。ここでカウンセリングを受けることで、再び盗撮をしないよう取り組んでいます。 (カウンセラー 藤本隆幸さん) 「きょうはどうでしたか?」 (男性 Aさん) 「ざっくばらんに話しやすかった。きのう(精神的な)波がきていたのできつかったが、話しているうちに落ち着いた」 ■高校生のころから盗撮 摘発前の日記に綴られていたのは… Aさんは元々、社会科の高校教諭。テニス部の顧問も務めていました。 しかし、2014年〜2018年にかけてトイレや部活動の更衣室に小型カメラを設置。女子生徒や同僚を盗撮し摘発され罰金刑に。当然、学校は懲戒免職になりました。 (盗撮事件で摘発 元教諭の男性 Aさん) 「ちょっとした妄想のつもりが、(盗撮)できる手段・方法・環境が整っている。何回も妄想を繰り返すうちに(一線を)飛び越えられる瞬間がくる。1回飛び越えてしまったら(盗撮は)麻薬のようなもの」 高校生のころから盗撮をするようになったというAさん。摘発前の日記には、当時の様々な思いが綴られています。 「取り返しのつかないことをした。オレは、大バカ者だ」 「捨てきれなかった欲の産物がコレだ」 「なぜ止められなかった?なぜ?」 事件から8年が経ちましたが、カウンセリングの一環で付けている「行動記録」には… (盗撮事件で摘発 元教諭の男性 Aさん) 「『移動中に目の前に女性が歩くと、パンティラインが気になる』7月はそういう時期もありました。盗撮に対しての欲求はないとしても、性的に女性を捉える視点・習慣は完全に消えていない」

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