セウタに殺到した不法移民をスペイン本土に移送、密航業者5人逮捕

【AFP=時事】スペイン警察は21日、不法移民を1人当たり数千ドルで北アフリカにあるスペイン領の飛び地セウタからスペイン本土に移送したとして、密航業者ら5人逮捕したと発表した。 不法移民は最高で1万500ドル(約167万円)を支払ったという。 セウタは7月30~31日、陸続きのモロッコから不法移民約7万2000人が押し寄せ、大混乱となった。多数の死者は出たほか、デリケートな移民問題をめぐり欧州連合(EU)の内紛を引き起こした。 逮捕されたうちの4人は同じ密航請負組織に所属し、なだれ込んだ不法移民を捕まえてセウタの住宅やガレージにかくまった後、ボートでジブラルタル海峡を渡らせてスペイン南部に移送していたという。 警察は、4人がセウタからスペイン本土に移送した不法移民の数を明らかにしていない。 4人のうち2人はセウタで、残る2人はスペイン南部アンダルシア州のラリネアデラコンセプションで拘束された。 5人目の密航業者は、不法移民7人から1人当たり8000ユーロ(約149万円)を受け取り、「最低限の安全基準」を満たしていない小型ボートでセウタからスペイン本土に移送したとして逮捕された。 スペイン政府は、7月30~31日にセウタに侵入した不法移民7万2000人の大部分がすでにモロッコ側に戻ったと主張している。 だが、今なお数千人が残留し、路上や海岸で寝起きしている。【翻訳編集】 AFPBB News

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