性的暴行被害訴える女性検事が辞職を公表 「天職だった。悔しい」

大阪地検トップの検事正だった北川健太郎被告(66)が準強制性交罪に問われた事件で、被害を訴えている元部下で検事だった女性が1日、東京都内で記者会見し、8月末に辞職したことを明らかにした。「検事の仕事が大好きで、天職だと思っていた。言葉にできないほど悔しい」と話した。 女性のこれまでの説明では、大阪地検に在籍中から被害を訴えたが、組織内で誹謗(ひぼう)や中傷が広がるのを放置された。希望する復職の環境が整わなかったとして今年4月末に辞表を提出していた。 会見では「これ以上犠牲者を生まないためにも、組織の問題を究明し、改革する必要がある」と強調した。 事件は2018年9月に発生。24年3月に女性が告訴し、大阪高検が6月に北川被告を逮捕した。 北川被告は10月の初公判で「争うことはしません」と起訴内容を認めたが、2カ月後の12月には弁護人が記者会見で無罪主張に転じると表明した。それから非公開の争点整理の手続きが続き、初公判後2年近くにわたって期日が指定されない状況になっている。

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