福岡県志免町の路上で帰宅途中の女性(20)の首を腕で締め上げるなどの暴行を加え、殺害しようとした疑いで18日、福岡市の自称不動産業の男が逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは福岡市博多区の自称不動産業、竹下候久容疑者(45)です。 粕屋警察署によりますと竹下容疑者は4月6日午後10時20分ごろ、志免町の路上で、帰宅途中の女性(20)の首を腕で締め付けて体を持ち上げるなどの暴行を加え、女性を殺害しようとした疑いです、 女性は首や膝などに16日間の治療が必要なけがをしました。 竹下容疑者は「セブン教えて」などと女性に近づき、後ろから腕を回して足が浮くくらい体を持ち上げ、女性が振り払って逃げようとしたところ、再度、同じように首を絞めたということです。 付近の防犯カメラ映像をつなぎあわせて解析する「防カメリレー捜査」で竹下容疑者が浮上し、逮捕しました。 女性は竹下容疑者と面識がないと話しているということです。 調べに対し竹下容疑者は「逮捕された理由がわかりません」などと容疑を否認していて、警察は犯行に至った経緯などを詳しく調べています。 同じ志免町では15日に「殺したくはないからおとなしくしろ」などと言われ暴行される事件が起きていて、警察が関連を調べることにしています。