懲役2年6か月・執行猶予5年……2024年の『ラリージャパン』でコースに侵入して競技を妨害した男性に有罪判決!

2024年11月21日~24日に愛知県・岐阜県の各地で開催されたFIA世界ラリー選手権第13戦「フォーラムエイト ラリージャパン2024」の一般車侵入事件で逮捕・起訴された容疑者に、2025年4月17日(水)、有罪判決が言い渡された。 2024年11月21日~24日に愛知県・岐阜県の各地で開催されたFIA世界ラリー選手権第13戦「フォーラムエイト ラリージャパン2024」の競技2日目、SS12(恵那SS)の競技が開始され7番手スタートのエルフィン・エバンス選手(TOYOTA GAZOO RACING WRT)がスタートする直前、一般車両が検問を突破し競技区間に侵入。制服警備員を含む現場スタッフらの指示を無視し、SSスタート地点付近に居座るという事案が発生した。結果的にSS12は途中キャンセルとなった。 ラリージャパン2024実行委員会は、この事案について岐阜県恵那警察署に被害届を提出し、愛知県東海市の会社員 須田真吾(42)が逮捕・起訴されていたが、4月17日(水)に岐阜地方裁判所多治見支部は「危険かつ悪質で、結果は重大」などとして、懲役2年6か月・執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。 豊田市市長で大会実行委員会会長を務めた太田稔彦氏は以下のようにコメントしている。 「運営スタッフの指示に従わない意図的な侵入は許しがたい行為であり、このような行為が、逮捕、起訴につながった。今後は、二度とこのような行為が繰り返されないことを切に願っている」 「ラリージャパン」は2028年まで開催契約が延長されており、まずは2025年の開催では万全の警備体制はもとより、そもそもこのような事件が起きないことを願うばかりだ。

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