大地震でビル倒壊 建設の中国国営企業の幹部を逮捕 タイ

先月のミャンマーを震源とする大地震で倒壊したタイ・バンコクのビルをめぐり、タイ当局は19日、建設を手がけた中国国営企業の幹部である中国人の男を逮捕しました。 先月28日に起きたミャンマー中部を震源とする地震で、隣国タイのバンコクでも建築中のビルが崩落するなどの被害がありました。この現場では47人が死亡、依然47人が行方不明となっています。 タイ当局は19日、このビルの建設を手がけていた中国国営企業の幹部である中国人の男を、外資企業の株式保有率に関する規制に違反した疑いで逮捕しました。 このビルをめぐっては、中国国営企業の従業員が建築資料を持ち出すために崩落現場近くの事務所に侵入したとして有罪判決を受けたほか、現場から基準を満たしていない低品質の鉄筋が見つかっていて、タイ当局が崩落の原因を詳しく調べています。

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