警視庁名乗る男から「詐欺容疑かかっている」新居浜の公務員女性が調査口実に160万円詐欺被害【愛媛】

「詐欺の共犯者の容疑がかかっている」。愛媛県新居浜市の公務員の女性が警視庁などを名乗る男から電話でウソを言われ、資金調査を口実に現金162万円をだまし取られました。警察は被害届を21日に受け特殊詐欺事件として捜査しています。 被害にあったのは新居浜市内に住む公務員の女性(30代)です。 警察によりますと女性は4月18日、警視庁の警察官を名乗る男から携帯電話で「詐欺の共犯者の容疑がかかっている」とウソを言われ、SNSのビデオ通話に誘導されました。 ビデオ通話では、兵庫県警の警察官を装う男から警察手帳や逮捕状のようなものを見せられ、資金調査を口実に、新居浜市内などのATMから指定された口座に現金162万円を振り込みだまし取られました。 女性は振り込んだあとに不審に思い、ネットで検索したところ同様の被害の手口が表示され、だまされたことに気づきました。 警察は特殊詐欺事件として捜査していて、電話で警察官や検察官を名乗っても金銭の話しになれば詐欺を疑い警察に相談するよう呼びかけています。また電話番号の末尾が「0110」のような警察を装う電話が増えていて、一旦電話を切って正しい番号にかけ直して欲しいとしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする