三重県亀山市の新名神高速道路で乗用車が逆走し、ペルー国籍の男が逮捕された事件で、三重県警察本部が4日に現場の高速道路を一部通行止めにし、容疑者立ち合いの下、実況見分を実施しました。 5月18日の午前11時ごろ、亀山市の新名神高速道路の下り線を乗用車が逆走し、車2台と衝突したほか、逆走車をよけようとして停止した車に大型トラックが追突し、合わせて4台が絡む玉突き事故が発生して4人がケガをしました。 事故を起こして逃げたとしてペルー国籍のロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス容疑者(34)が危険運転致傷などの疑いで逮捕されました。 4日、警察は新名神高速道路下り線の菰野ICから甲賀土山ICと、亀山JCTから亀山西JCTの間を午後1時半から約2時間通行止めにして実況見分を行いました。 実況見分は逮捕されたロッシ容疑者と、玉突き事故に絡んだ4台の運転手が同行して実施され、警察が事故現場を中心に当時の状況を調べました。 警察では、ロッシ容疑者が逆走した経緯などについて引き続き調べを進めています。