今月8日に自宅へ放火しようとしたとして逮捕された男性について、熊本地方検察庁は起訴しないことを決めました。 不起訴処分となったのは八代市に住む30代の男性です。男性は、今月8日の未明、スプレーとライターを使って部屋のじゅうたんに火をつけたとして、現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されました。 けがをした人はいませんでした。 男性は当時、警察の調べに対し「火をつけたのは間違いないが、虫を殺すつもりだった」と容疑を一部否認していました。 熊本地検は容疑を器物損壊に切り替えたうえで、きょう4月21日付で不起訴処分にしました。処分の理由については「回答を差し控える」としています。