飲酒・無免許でモペット運転中にひき逃げか 容疑で44歳男を逮捕、大学生が軽傷

酒を飲んだ状態でペダル付き電動バイク「モペット」を無免許で運転した上、大学生をはねてそのまま逃げたとして、大阪府警南署は22日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反容疑で神戸市西区の自称自営業の男(44)を逮捕したと発表した。調べに対し、同法違反(ひき逃げ)容疑について「決して逃げたつもりはない」と否認している。 逮捕容疑は20日午後2時35分ごろ、大阪市中央区西心斎橋の「アメリカ村」で、女性(48)と2人乗りでモペットを運転中、歩いていた男子大学生(19)に追突。大学生に軽傷を負わせ、そのまま逃げたとしている。モペットに同乗していた女性も左手首を骨折したという。 同署によると、数分後に現場付近で男を確保したところ、基準値を上回るアルコール分が検出された上、無免許であることも判明したため、道交法違反(酒気帯び、無免許)容疑で現行犯逮捕。いったん釈放し、21日に自動車運転処罰法違反容疑などで再逮捕したという。 モペットは、ペダルと電動モーターが付いている二輪車。大半が一般原付と分類され、乗るためには免許が必要で、ナンバープレート装着などが義務付けられている。

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