【速報】冷凍庫に女性遺棄、傷害の疑いで住人の男2人を再逮捕 4年半にわたり冷凍庫に遺棄か

滋賀県長浜市の住宅の冷凍庫から無職女性=当時(53)=の遺体が見つかった死体遺棄事件で、滋賀県警捜査1課と長浜署は23日、傷害の疑いで、この家に住む男(72)と同居する息子で裁判所事務官の男(49)を再逮捕した。2人の認否は明らかにしていない。女性の死因は分かっていないが、2020年9月上旬ごろに亡くなり、約4年半にわたって冷凍庫に遺棄されていたとみられる。 再逮捕容疑は、共謀し、20年8月下旬から同9月上旬までの間、女性の頭や顔、背中を殴る暴行を加え、加療約2週間のけがを負わせた疑い。両容疑者と女性の3人は事件当時、父の容疑者宅で同居していたとみられる。 県警によると、遺体には殴られたとみられる複数の傷があったが、暴行と死亡との関連は明らかになっていない。司法解剖でも現在のところ、死因の特定には至っていないという。 県警は今月3日、容疑者親子とその親族で女性の夫であるアルバイト清掃員の男(63)=堺市東区=の3人を死体遺棄の疑いで、逮捕していた。 また、大津地検は23日、両容疑者の死体遺棄容疑を処分保留とし、女性の夫を死体遺棄罪で起訴した。起訴状では、夫は20年9月7日ごろに女性が死亡したことを認識したのに遺体を埋葬せず、同9日ごろから今年4月2日まで冷凍庫に入った状態のまま放置し、遺棄したとしている。 事件を巡っては、堺市で首をつって死亡した夫婦が残した遺書に「容疑者宅に遺体がある」とする記述があり、大阪府警から情報提供を受けた県警の捜査で発覚した。

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