今年3月、SNSで知り合った中学1年の女子生徒(13)をわいせつ目的で自宅に誘拐し、性的暴行を加えたとして46歳の無職の男が逮捕されました。 男は、わいせつ誘拐の疑いを否認、不同意性交等の疑いについても性行為をしたことは認めているものの「相手が未成年であることは知りませんでした」と容疑を否認しています。 わいせつ誘拐と不同意性交等の疑いで逮捕されたのは熊本市東区新南部に住む無職・森英喜容疑者(46)です。 森容疑者はSNSで知り合った福岡県久留米市に住む中学1年の女子生徒(当時13)に対し (1)わいせつな行為をする目的で「家来てもいいよ」などとメッセージを送って3月7日午前8時ごろ、福岡県内のコンビニエンスストアから女子生徒を車で連れ去って自宅に連れ込み、翌8日午前0時ごろまで滞在させた疑い (2)女子生徒が16歳未満で自分が5歳以上年長であることを知りながら、3月7日午前11時ごろ、自宅で女子生徒に性的暴行を加えた疑い が持たれています。 女子生徒は、3月6日に自宅を出たまま行方がわからなくなっていて翌7日に親族が行方不明届を提出していました。 警察は、女子生徒の友人からの情報や防犯カメラの映像などからその日のうちに女子生徒が森容疑者の自宅にいることを特定して8日未明に女子生徒を保護。 防犯カメラの映像を調べるなどの裏付け捜査を捜査を進めて4月25日、森容疑者を逮捕したということです。 取り調べに対し、森容疑者は「わいせつな目的があって誘拐するつもりはまったくありませんでした。家で性行為をした事実はあります。相手が未成年であることは知りませんでした」などと話し、容疑を否認しています。