「潮干狩り」で遭遇する可能性のある危険生物や「貝毒」は大丈夫?連休お出かけ前のチェック項目【2025 GW 大潮】

大型連休。子供から大人まで楽しめるレジャーの一つに磯遊びや潮干狩りなどに出かける方も多いのではないでしょうか。 潮見表をみると、29日にかけて大潮です。 お出かけ前に気を付けたいことを、生物に詳しい東洋産業の大野竜徳さんに教えてもらいました。 ■「潮干狩り」危ない生物もいる? ー潮干狩りの時、危ない生き物もいますか? (東洋産業 大野竜徳さん) 「たとえば、よく注意喚起されている生き物には、泥に潜って取り残されたアカエイ、変わった模様のヒョウモンダコ、ふさふさの毛の生えたウミケムシ、波打ち際に打ち上げられたクラゲの仲間、タイドプールやくぼみに取り残されたゴンズイの稚魚、ウニの仲間のガンガゼ…」 「そんなに出会う頻度が高くない生き物もいますので、こんな生き物に注意、ということは出かける前に周辺情報や図鑑などでチェックしておきましょう」 ー小さなお子さんがむやみに触らないように注意したいですね。 「特に小さなお子さんが触ってしまいがちなのが、クラゲの仲間です」 「気を付けたいクラゲには透明のゼリー状の塊に放射状に赤い線の入ったアカクラゲが多かったですが、最近は水色をしたカツオノエボシやその仲間などもいるようです」 「こういうものは触ったらだめだよ、というのをお子さんには十分注意をしてあげてください」 「私は小さいころアカクラゲを触ってしまって手がビリビリ痛くて、楽しみにしていた潮干狩りの途中で大泣きをして病院に連れて行ってもらった残念な記憶があります…」 ■アオサにも注意!その理由は… (東洋産業 大野竜徳さん) 「また、うっかりしているとケガの原因になってしまう「危険生物」もいます」 「たとえば岩場に生えているアオサなどの海藻は踏むと岩場でもつるつる滑ってしまいます」 「しかも海藻の真下や周辺は見えないので、その下はどうなっているかわからず、こけてしまうと大けがのもとになります」 「いろいろなところにくっついているフジツボやカキなども要注意です」 「潮干狩りをしているとフジツボやカキがついた流木や岩が埋まっていることがあり、これを手で触ったり、むき出しになった手足をこすったりしてケガをすることも少なくありません」

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