宮城県岩沼市の海岸で山形県山形市出身の保育士の女性が殺害され遺体で見つかった事件で死体遺棄の疑いで逮捕された知人の男と被害女性が遺体発見前日の夜に会話をしていたことがわかりました。 宮城県警によりますと宮城県岩沼市土ケ崎の佐藤蓮真容疑者(21)は2025年4月12日の午後7時40分ごろから8時45分ごろまでの間、岩沼市の砂浜に山形市出身で仙台市に住む保育士・行仕由佳さん(35)の遺体を遺棄した疑いが持たれています。 捜査関係者への取材で2025年4月12日の午後7時ごろ、佐藤容疑者と行仕さんが電話で会話をしていたことがわかりました。 行仕さんはその直後に「忘れ物を取りに行く」と言って外出し、およそ40分後に防犯カメラに映る姿が確認されています。 現場近くの防犯カメラには佐藤容疑者の車が映っていて、警察は、2人が事件直前に連絡を取り、車で現場まで向かったと見て、佐藤容疑者の車とスマートフォンを押収し調べています。 行仕さんの体には複数の刺し傷があったことから警察は殺人容疑も視野に捜査しています。