死亡が確認されたのは、仙台市泉区にある泉警察署に留置されていた仙台市に住む男性(65)です。 泉署によりますと、26日午前7時20分ごろ、留置管理課の警察官が留置場で就寝中の男性に声をかけたところ、応答はあるものの自力で体を起こすことできなかったため、119番通報しました。 男性は仙台市内の病院に緊急搬送されましたが、翌27日午前6時50分ごろ、死亡が確認されました。 死因は敗血症だったということです。 泉署によりますと、男性の左腕が腫れ上がっていて、引っかく癖があったことから、左腕にあった複数の傷痕から細菌感染が広がった可能性があるということです。 また、男性には元々持病があったため、22日にも市内の病院で医師の診察を受けていましたが、その際に異常は確認されなかったということです。 宮城県警は「適切に対応していた」とコメントしていて、今後は仙台地方検察庁が、事件性がないかや適切な対応がとられていたのか、確認を進めるということです。 泉署は、男性の逮捕容疑や勾留が始まった日時などを明らかにしていません。