近所付き合い薄く、行方不明情報も 大阪・西成暴走事件 東京の容疑者宅、近隣住民ら証言

大阪市西成区で1日、下校中の小学生7人が車にはねられた事件で、殺人未遂容疑で逮捕された矢沢勇希容疑者(28)は、東京都東村山市にある単身者向けの集合住宅の一室に住んでいたとみられる。近隣住民らによると近所付き合いは薄かったといい、部屋の電気は消え、カーテンは閉められてひっそりと静まり返っていた。 集合住宅は都心から電車でおよそ1時間半ほどの住宅や学校、公園などがある閑静なエリアに立地。複数の棟が立ち並ぶ団地の一角にあり、複数の住民によると、住民は高齢者が多く、交流の機会も少ないという。 矢沢容疑者の隣の部屋に住む50代男性によると、令和5年1月、警察官が「隣の住人が行方不明になっている。ベランダから隣の様子を見させてほしい」などと男性の部屋を訪ねてきたという。この男性によると、その後、誰かが隣に新たに越してきたような様子はなかったといい、事件を受け「びっくりした。言葉もない」と話した。下の階に住む別の40代の男性は、「住民とあいさつはするが、若い人は見かけない」と話した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする