2023年4月期に放送された福山雅治が主演、大泉洋が共演したTBS日曜劇場『ラストマン -全盲の捜査官-』の映画化が決定。『映画ラストマン』として2025年冬に全国公開される。 『ラストマン -全盲の捜査官-』は、福山演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見と、大泉演じる孤高の刑事・護道心太朗が凸凹バディを組んで難事件を解決していくバディドラマ。秀逸なストーリーや福山と大泉の軽妙で絶妙なやり取りが話題となり、平均視聴率12.9%を記録し、2023年4月クール連ドラNo.1を獲得した。脚本は『グランメゾン東京』(TBS系)などの黒岩勉が手がけた。 主人公・皆実は、過去のある事故がきっかけで両目の視力を失いながらも、FBIで“事件を必ず終わらせる最後の切り札=ラストマン”と呼ばれ数々の事件を解決してきた凄腕の特別捜査官。そして交換留学生としてアメリカからやってきた皆実のアテンド役を命じられたのが、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道。肩書も性格も全く異なる2人だったが、徐々に力を合わせて事件を解決する“無敵のバディ”に。さらにドラマ後半では、皆実と護道の過去の因縁が明らかになり、2人が実の兄弟だったという衝撃の事実が判明した。 映画化にあたり、主演の福山は「『ラストマン』という作品を、再び皆様にお届けすることができて非常に嬉しいです」と喜び、「この作品を観て頂くことで『面白かったな』『楽しかったな』というひと時、人生の良い瞬間に出会える、そんな映画になって欲しいなという思いで作っています」と、本作への意気込みを語った。 大泉も「ドラマから変わらず、皆実さんのスーパープレイは今回もたくさんあります」と福山演じる皆実に絶大な信頼を寄せると同時に、「今まで通りのド派手で、コミカルで、そして少し切ない『ラストマン』が『やっぱり映画は凄いのね!』というパワーアップを遂げて帰ってまいります」と、作品に対する自信を見せた。 ドラマから引き続き脚本を手がけた黒岩は「連続ドラマを観ていた方も、全く知らない方も、誰もが強く心を動かされる作品を目指しました」とコメント。また、企画プロデュースの東仲恵吾は「家族や恋人同士、そして友人同士でも楽しんでいただける作品になると確信しています」と語っている。なお監督は、ドラマの演出も務めた平野俊一が担当する。 公開されたティザービジュアルでは、皆実と護道の無敵バディが互いに背中を預けて何か に立ち向かっていくような表情を見せている。 あわせて、本作の超特報も公開。「あの2人が帰ってくる」というテロップとともに息の合った2人の映像が続き、新たに収録されたユーモアたっぷりの2人のやり取りで締めくくられる。なお、ナレーションは、連続ドラマにも出演していた津田健次郎が務めている。 コメント 福山雅治(皆実広見役) 『ラストマン』という作品を、再び皆様にお届けすることができて非常に嬉しいです。 連続ドラマからのメッセージが、今回の作品にもしっかりと受け継がれています。様々な社会の暗部を描いてきましたが、それらは決して他人ごとではなく、いつ自分が出会ってしまうか分からない危険な出来事、社会の課題・問題だったりします。 そういった現実をしっかりと見つめ、きちんと掘り込み勉強し、そしてエンターテインメントに仕上げていく。リアリティとユーモアを忘れない、というのが「ラストマン」の良さだと思っています。 人生は楽なことばかりではなく、もしかしたら苦しいことの方が多いかもしれませんが、この作品を観て頂くことで「面白かったな」「楽しかったな」というひと時、人生の良い瞬間に出会える、そんな映画になって欲しいなという思いで作っています。 ぜひご覧になってください。「ラストマン」よろしくお願いします! 大泉洋(護道心太朗役) 『ラストマン』が、映画になって帰ってきます! ドラマの視聴者の皆さんや私の周りからも反響を多く頂き、「早く続きが観たいよね」と言って下さる方が多かったので、とにかく急ピッチに続編を進めましょう、ということで実現しました。 ドラマから変わらず、皆実さんのスーパープレイは今回もたくさんあります。もうキアヌ・リーブスなのか、デンゼル・ワシントンなのか、というくらいの超絶アクションシーンになっています。今度は何を見せてくれるんだろう、という期待に応えてくれるのが皆実さんですから。 護道さんはアメリカの研修に行ってからもまた、どうしたの?と言わんばかりの変貌を遂げております。なるほどそうなるのね! という護道さんにもご期待ください。もうロン毛かもしれません。 今まで通りのド派手で、コミカルで、そして少し切ない『ラストマン』が『やっぱり映画は凄いのね!』というパワーアップを遂げて帰ってまいります。 ぜひご期待ください! 黒岩勉(脚本) 皆実さんと心太朗の「その後」を書かせていただきました。 とても嬉しいですし、光栄に思います。 この作品を愛してくださった多くのファンの方々が、 もう一度観たいと後押ししてくれたおかげです。本当にありがとうございます。 「ラストマン」は娯楽エンターテインメントです。 映画ではドラマにはなかったアクションシーンや、 皆実さんと心太朗の兄弟の絆、知られざる過去も加わり、 さらにお楽しみいただける内容になっていると思います。 でも、この物語の根底には「多様性」と「時代性」というテーマが変わらずに存在します。 全盲のFBI捜査官が当たり前のように存在して、活躍する。 最高のエンターテイナー・福山雅治さんと大泉洋さん、そして仲間たちが、 今の息苦しい時代を、再び痛快に打ち破ってくれるはずです。 連続ドラマを観ていた方も、全く知らない方も、 誰もが強く心を動かされる作品を目指しました。 映画『ラストマン』。多くの方にご覧になっていただければ幸いです。 東仲恵吾(企画プロデュース) 無敵のバディが、ついに再び帰ってきます! 2年前に放送を終えてから、多くのファンの皆様から温かい反響をいただきました。 改めて、心より感謝申し上げます。 そして、こうしてまた皆様に新たな物語をお届けできることを、 心から嬉しく思っています。 映画制作にあたっては、脚本の黒岩さん、福山さん、大泉さん、平野監督と共に、 どんな物語にすべきか何度も議論を重ねました。 その中で辿り着いたのは── 「どんな困難な状況でも、仲間を信じて道を切り拓く」という、 痛快なエンターテイメントです。 さらに今回は、皆実さんの“ある過去”にも迫ります。 家族や恋人同士、そして友人同士でも楽しんでいただける作品になると 確信しています。 ぜひ、映画『ラストマン』にご期待ください!