川崎市の住宅に、元交際相手の女性の遺体を遺棄した疑いで逮捕された男は、女性が行方不明になった当日について「女性が働く店に会いに行った」と押しかけたことを警察に認めていた事がわかりました。 白井秀征容疑者（27）は、元交際相手の岡﨑彩咲陽さん（20）の遺体を、川崎市の自宅に遺棄した疑いで、5日午前、横浜地検に送検されました。 白井容疑者は当初は容疑を認めていましたが、その後は話さなくなっているという事です。 警察は、岡﨑さんが去年12月に行方不明になって以降、7回に渡り白井容疑者から任意で事情を聴いていて、7回目の聴き取りの3月25日、白井容疑者は岡﨑さんが不明になった当日について「岡﨑さんの働く店の近くに会いに行ったが会えなかった」などと、押しかけていた事を認めていた事が分かりました。 白井容疑者はその後出国し、おととい帰国して逮捕されました。 岡﨑さんは不明となる去年12月20日の直前、9日から20日までに9回、警察に「周りをうろうろしている」などと警察にストーカー被害を訴えていましたが、警察はこの間、白井容疑者に聴取をしていませんでした。 警察は必要な措置をしてきたと説明していますが、岡﨑さんの家族は「ストーカー被害を訴えたのに警察は対応しなかった」と話しています。 （「Live News days」5月5日放送より）