「警察官はゼッタイこんなことしません」警察とLINEヤフーがタッグ組み「注意喚起画像」展開(鳥取)

鳥取県警は、全国的に警察官を騙る詐欺被害が多発し、鳥取県内でも同様の状況が続いていて、この詐欺の手口としてSNSツールの「LINE」が悪用されていることから、警察庁とLINEヤフー社がタッグを組んで作成した啓発チラシを使って注意喚起しています。 啓発チラシに記されているキャッチフレーズは、「警察官がSNSで連絡 それ詐欺です!」、「警察官はゼッタイにこんなことしません」。 警察庁がLINEヤフー社と連携して作成した詐欺被害に警鐘を鳴らす注意喚起画像です。 鳥取県も含め全国的に「警察官」や「検察官」を名乗る者から電話があり、「あなたを犯人として捜査している」、「あなたに逮捕状が出ている」、「身の潔白を証明するために、お金を振り込んで」などと脅されお金をだまし取られる被害が多発しているためです。 この詐欺手口の多くで、「LINE」が容疑者と被害者をつなぐ連絡ツールとして悪用されているほか、犯罪の実行者募集情報いわゆる「闇バイト」の募集でもメッセージアプリが犯行指示ツールとして使われている実態があります。 チラシでは、「警察官はゼッタイこんなことしません」という例として、SNSでメッセージを送ること、お金を振り込ませる要求、逮捕状をSNSで見せることを挙げています。 警察官を名乗る人からSNSで連絡を受けたらすぐに110番や警察相談専用電話。 警察官を騙る詐欺の特徴は、「+」がついた番号や「非通知」、「表示圏外」などの見慣れない番号で電話がかかってくること。 番号の末尾が「0110」の警察署などの代表電話番号を装う番号からかかってくること。 「LINEのビデオ通話で取り調べをする」と言われること。 LINEで「逮捕状」や「警察手帳」の画像が送られてくることなどを挙げています。 特に30代と40代の被害が増えていて、詐欺の手口を把握し被害にあわないよう呼びかけています。

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