100m五輪メダリストのカーリー、暴行での逮捕を否定 「誤解」主張

【AFP=時事】陸上男子100メートルの元世界王者フレッド・カーリー(米国)が、暴行容疑で逮捕されたとする報道を否定し、「身体的な衝突はあったが、犯罪行為による逮捕ではない」と主張した。 報道によると、カーリーは1日にフロリダ州ブロワード郡の警察に拘束され、同州マイアミで出場を予定していた大会を欠場した。事件は大会用のホテル内で発生したと伝えられている。 逮捕記録によると、カーリーは暴行容疑で逮捕され、2日早朝の時点で勾留されていた。 インスタグラムで声明を発表したカーリーは、逮捕されたのは「弁護士が到着するまで黙秘権を行使したことが理由だった」と述べ、逮捕は「誤解」によるものだと語った。 カーリーはここ最近、法的なトラブルが相次いでいる。 1月にはマイアミビーチで警官と対立して逮捕され、警官への暴行、逮捕への抵抗、治安びん乱の罪で訴追された。同月には2024年5月に発生したとされる事件により、家庭内暴力の罪でも訴追されている。 30歳のカーリーは、2022年に行われた世界選手権の100メートルで優勝し、同種目では2021年東京五輪で銀メダル、昨年のパリ五輪で銅メダルを獲得している。【翻訳編集】 AFPBB News

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