4月、甲府市にある東京電力の事務所の一部を焼いた火事で、警察がスリランカ国籍の男を放火の疑いで再逮捕したことが捜査関係者への取材でわかりました。 現住建造物等放火の疑いで再逮捕されたのはスリランカ国籍のコタポラゲ・チャノル・ラキシャン・ジャサンタ容疑者です。 コタポラゲ容疑者は4月4日に甲府市住吉の東京電力パワーグリッドの甲府事務所に火をつけた疑いがもたれています。 現場には油がまかれたような跡があり、付近の防犯カメラには逃走する車が映っていたことなどから容疑が固まり、再逮捕に至りました。 コタポラゲ容疑者はこれまでの調べに「電気をとめられたから火をつけた」という趣旨の供述をしているということです。 コタポラゲ容疑者は南アルプス市で飲食店を経営していて、その店舗の電気が止められ家賃は3か月ほど未払いの状態でした。 事件当日、警察は甲府市長松寺町の路上でコタポラゲ容疑者を銃刀法違反の疑いで逮捕していました。