特殊詐欺で不正に得た現金をグループが管理する銀行口座に移したとして、兵庫県警神戸西署は7日、電子計算機使用詐欺の疑いで、住所不定、無職の男(34)を再逮捕した。署の調べに「間違いありません」と容疑を認めているという。 再逮捕容疑は、何者かと共謀し、昨年11月上旬、兵庫県明石市内などの銀行のATMで、不正に入手したキャッシュカードを使い、男らのグループが管理する口座に10回にわたって計500万円を送金した疑い。 署は今年4月17日、カードの名義人である神戸市西区在住の女性(86)宅に警察官を装って訪れ、キャッシュカードを持ち去った窃盗容疑で男を逮捕していた。