【05月07日 KOREA WAVE】酒に酔った男が他人の車を“自分のものと勘違い”して破壊した話が4月28日放送の韓国JTBCの番組「事件班長」で取り上げられた。 被害者によると、事件は3月28日午前5時20分ごろ、大田市(テジョンシ)の大通りで発生。酔っ払った男が路上に駐車されていた車のドアが開かないことに腹を立て、拳や足で車両を破壊。男はその後、女性と現場を立ち去った。 当時、近くの居酒屋で酒を飲んでいた被害者は「ボンネット、運転席の窓、ドアなどがひどく壊れ、修理費だけで300万ウォン(約30万円)、レンタカー費用や減価償却を含めると被害総額は700万ウォン(約70万円)にのぼる」と述べた。 その後の調べで、加害者の男はその居酒屋の常連客と判明。店主の仲介で一度だけ電話で話せた際、男は「酔っていて自分の車だと思い込んでいた。腹が立って壊してしまった」と認め、損害賠償を約束した。 ところがその後、男は連絡を断って姿を消した。警察は逮捕状の請求を予定しているようだが、捜査に進展はない模様だ。 ネット上では「酒に酔っていれば何でも許されるのか」「被害者の生活を壊しておいて無責任すぎる」といった声が上がっている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News