上市町で自宅に母親の遺体を放置したままにしたとして、きょう40歳の男が死体遺棄の疑いで逮捕されました。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、住所不定、無職の石黒友樹容疑者（40）です。 上市警察署によりますと先月27日、上市町横法音寺に住む石黒明子さん（73）と、同居する息子の石黒友樹容疑者、いずれにも連絡が取れないと親族から警察に相談がありました。 警察が確認のため家の中に入り、母の明子さんが死亡しているのを発見しました。 石黒容疑者は所在不明となっていましたが、きょう正午ごろ家に立ち寄った所を警察が発見し任意同行を求め、状況を確認したところ「死体を放置したことに間違いはない」と犯行を認めたため、逮捕したということです。 司法解剖の結果、明子さんの死因は病死とみられ、死後2カ月から3か月経っていたということです。明子さんは石黒容疑者と2人暮らしだったということです。 警察は、石黒容疑者が死体を遺棄したいきさつなどを調べることにしています。