5歳の息子を殴って顔にけがをさせたとして、広島県警福山北署は7日、傷害の疑いで福山市、無職男(45)を逮捕した。日常的に虐待をしていた可能性も視野に調べを進める。 逮捕容疑は3月22日午前9時ごろから同28日午後1時55分ごろまでの間、自宅で同居している男児の左頬を拳で1回殴り、約10日間の打撲を負わせた疑い。「殴っていない」と容疑を否認している。 署によると、3月28日に広島県東部こども家庭センター(児童相談所)から「男児を保護するので同行してほしい」という趣旨の通報があった。署員がけがを確認し、男児や関係者への聞き取りなどから容疑を固めた。男児は同センターに一時保護されている。