栃木県の牛丼店で、支払う意思がないのに9300円以上を注文して無銭飲食した詐欺の疑いで、27歳の無職の男が逮捕されました。 無職の山崎憲吾容疑者(27)は、先月4日から5日にかけてさくら市の「すき家4号さくら店」で、支払う意思がないのにキング牛丼やうな丼など26点を注文して、深夜料金を含む9391円相当を無銭飲食した疑いが持たれています。 警察によりますと、山崎容疑者は午後10時半ごろから11時間半にわたり店に滞在し、「お金をおろしてくる」と言って立ち去ったということです。 店から警察署に連絡があり調べたところ、先月17日に別の容疑で逮捕された山崎容疑者が浮上しました。 警察の調べに対し、「おなかがすいて、お金がなく注文して食べたことに間違いない」と容疑を認めています。 逮捕された当時、山崎容疑者の所持金は100円未満で、かなり痩せていたということです。