川崎市の社会福祉法人「母子育成会」の資金を横領したとして、県警は元理事長の男を逮捕しました。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、川崎市川崎区の社会福祉法人「母子育成会」の元理事長、深瀬亮一容疑者(68)です。 県警によりますと、深瀬容疑者は2018年、「母子育成会」の資金、あわせて200万円を横領した疑いが持たれています。 深瀬容疑者は、2005年から去年まで法人の理事長を務めていて、横領した金は、交際女性の家賃や旅行費、自身が所有していた競走馬の管理施設への支払いなどに充てていたとみられています。 調べに対し深瀬容疑者は、「私がやったことに間違いないと思います」と容疑を認めているということです。 県警は、去年8月、深瀬容疑者がおよそ2億3000万円を横領したとして、法人から告訴状を受理していて余罪を捜査しています。 深瀬容疑者は、ことし2月、母子育成会の資金174万円を横領したとして書類送検されていました。