川崎市の住宅で元交際相手からのストーカー被害を訴えていた岡崎彩咲陽さん(20)の遺体が見つかった事件で、神奈川県警は9日、一連の県警の対応が適切だったかどうかを確認する検証チームを設置した。 県警によると、警務部長をトップとし、監察官室や生活安全総務課の幹部らで構成。岡崎さんが行方不明となるまでの相談に対する対応や、元交際相手白井秀征容疑者(27)の逮捕までの経緯を調査する。速やかに検証結果を取りまとめるとしている。 岡崎さんは昨年6月以降、「(白井容疑者が)自宅付近をうろついていて怖い」などと県警に相談。12月20日に行方不明となった。 県警は、今年4月30日にストーカー規制法違反容疑で容疑者宅を家宅捜索し、床下で遺体の入ったバッグを発見した。