再任用のはずが…「公務員としてやってはいけないことをした」 収賄容疑で逮捕の名古屋市元課長

業者から賄賂を受け取ったとして名古屋市の元職員が収賄容疑で逮捕された事件。警察は9日朝、市役所に家宅捜索に入りました。 9日朝、収賄の疑いで送検されたのは名古屋市の観光交流部の元担当課長、大塚勝樹容疑者(62)です。 記者 「午前9時です。愛知県警の捜査員らがダンボールを持って名古屋市役所に入ります。これから家宅捜索が行われます」 警察によりますと、大塚容疑者はおととしから去年にかけて市の観光関連の事業を委託していた業者に、私的に使った飲食代金など、あわせておよそ43万円を負担させた疑いが持たれています。 また、大塚容疑者に賄賂を渡した疑いで委託業者である広告会社「ニック」の取締役、桑原清美容疑者(54)も逮捕・送検されました。 大塚容疑者は2020年に名古屋市に採用されました。主に観光プロモーションの事業を担当していたということです。 大塚容疑者は名古屋市に「任期付き職員」として採用され、今年3月に5年の任期満了を迎える予定でした。4月以降も市が再び採用し、引き続き働く予定でしたが、関係者によりますと、「病気」を理由に1月から休んでいたといいます。

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