都内のホテル258部屋分「うその予約」…島根大学医学部附属病院の元臨床検査技師の男を逮捕 「ホテルとトラブルになったことがないので、なぜ今回逮捕されたのか理解できません」否認 大学はホームページで「お詫び」

去年12月、都内のホテルの580以上の部屋に虚偽の宿泊予約をしホテルの業務を妨害したとみられる、島根大学医学部附属病院の元臨床検査技師の男が逮捕されました。 島根大学はホームページで「関係の皆様にご心配をおかけし、ご不安を与える事態になったことにつきまして、深くお詫び申し上げます」とのコメントを発表しました。 偽計業務妨害などの疑いで逮捕されたのは、島根大学医学部附属病院の元臨床検査技師の男(28)です。 男は去年12月、インターネット上で羽田空港直結のホテルに258部屋分の虚偽の予約を行い、ホテルの業務を妨害した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、男は複数の偽名を使い、あわせて580以上の部屋を虚偽に予約していたとみられていて、病院の勤務中などの時間を使い予約をしていたということです。 男は、犯行の前の月にもこのホテルに宿泊していて、取り調べに対し、「ホテルとトラブルになったことがないので、なぜ今回逮捕されたのか理解できません」と容疑を否認しています。 今回の事件を受け、島根大学はホームページで大谷浩学長のコメントを発表しました。 「令和7年7月16日島根大学医学部附属病院の元職員が、警視庁新宿署に偽計業務妨害などの容疑で逮捕されたとの報道がありました。 本学では、この報道を受け、現在、事実関係の確認を進めておりますが、元職員が在職中に行ったとされる行為により、関係の皆様にご心配をおかけし、ご不安を与える事態になったことにつきまして、深くお詫び申し上げます。 こうした報道に至ったことについては、本学の社会的信用と本学教職員に対する信頼を大きく損なうものであり、重く受け止めています。 元職員が逮捕されたことは大変遺憾であり、今後、当局の捜査に全面的に協力してまいります。」

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