東京メトロ南北線「東大前駅」で起きた切りつけ事件で、逮捕された男が「犯行前に東京大学を散策し、食堂で食事を取った」と供述していることがわかりました。 無職の戸田佳孝容疑者(43)は5月7日夜、東京・文京区の「東大前駅」で男性の額などを包丁で切りつけたとして現行犯で逮捕されました。 その後の調べで戸田容疑者は、「東京大学の構内を散策し、食堂で食事を取った」などと供述し、犯行直前に1時間半ほど東京大学の敷地内に滞在していたことが新たにわかりました。 また、犯行場所に駅を選んだ理由については「狭いところならば逃げられないだろうと思った。電車が到着したタイミングで事件を起こせば電車が長く止まることになり、世間に与える影響力が大きいと考えた」と話しているということです。