不動産投資会社「レーサム」の元会長が都内のホテルで覚醒剤などを所持したとして逮捕されました。 捜査関係者によりますと、不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と奥本美穂容疑者は去年6月、東京・千代田区大手町にあるホテルの一室で、コカインおよそ0.859グラムと覚醒剤およそ0.208グラムを所持した疑いがもたれています。 当時、ホテル内で2人がトラブルになったため、警察官が駆けつけていて部屋の中を調べたところ、ベッド付近でコカインや覚醒剤が入った袋が3つ見つかったということです。 警視庁は、田中容疑者を入院していた千葉県の病院で逮捕し、12日、病室の家宅捜索を行ったということです。