女子生徒の尻を触ったとして暴行罪で起訴の教員 「故意ではなかった」初公判で無罪主張

去年11月、勤務する高校で女子生徒の尻を触ったとして暴行の罪に問われている教員の男の初公判がきょう、山口地裁岩国支部で開かれ男は無罪を主張しました。 暴行の罪に問われているのは岩国市の教員(54)です。 起訴内容などによりますと綾木は去年11月教頭として務めていた岩国市の県立高校の校舎内で女子生徒の尻を服の上から両手で触ったとされています。 被告は去年11月の逮捕当時不同意わいせつの疑いで逮捕・送検されていましたが山口地検岩国支部は在宅で捜査を進め、ことし2月に暴行の罪で起訴していました。 初公判で被告は「故意ではなかった」と起訴内容を否認しました。 検察側は「被告は印刷室の掃除中だった被害者の尻を両手で包み込むように触り、被害者の友人が130センチ離れた場所からその現場を目撃していた」と指摘。 一方、弁護側は当時の状況について、「人が2人通ることができるかどうかというスペースしかなく、ダンボールの上のコピー用紙が落ちそうになっていたところを抑えようと、手を差し出したときに被害者に触れた。故意があったとは認められない」などと無罪を主張しました。 次回公判は7月8日に開かれる予定です。

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