富山市で「メンズエステ」と称し、性的なサービスを提供した疑いで男女4人が逮捕された事件で、店の経営に関わっていた富山大学の准教授が「生活費や遊ぶ金がほしかった」と供述していることがわかりました。 風営法違反の疑いで逮捕されたのは、富山大学の准教授滝谷弘容疑者(49)ら男女4人で、今月10日、店舗型性風俗店の営業が禁止されている富山市のアパートの一室で、「メンズエステ」と称し、男性客に性的サービスを行った疑いが持たれています。 滝谷容疑者は容疑を認め、「生活費や遊ぶ金がほしかった」と供述していることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。 これまでの調べで、滝谷容疑者は女性従業員のスカウトや宣伝のほか、ホームページの作成を担当し、店の売り上げの一部を受け取っていたとみられています。 警察は滝谷容疑者が別の違法な店舗にも関与していないかなど、調べを進めています。