愛知県田原市で高齢の夫婦が殺害され、このうち祖父を殺害した疑いで孫の少年が逮捕された事件で、凶器とみられる包丁が袋に入れられた状態で現場の住宅近くから見つかっていたことがわかりました。 警察によりますと、田原市に住む高校2年の少年(16)は9日、自宅で同居する祖父(75)の首を刃物で刺すなどして殺害した疑いが持たれています。 少年は容疑を認め、「自宅にあった包丁で祖父を刺した後に祖母を刺した」、「人を殺したかった」という趣旨の供述をしているということです。 その後の捜査関係者への取材で、凶器とみられる包丁が自宅近くの屋外で半透明のポリ袋に入れられた状態で見つかっていたことがわかりました。 警察は、少年が事件の発覚を免れようとしたとみて調べています。