山口組系暴力団組長の男ら3人が、40代の男性から現金1350万円を脅し取ったなどとして、恐喝などの疑いで逮捕されました。 松山東警察署によりますと、恐喝と恐喝未遂の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団山口組傘下組織の組長・児島和彦容疑者と、その幹部組員の小田賢二容疑者、そして、香川県高松市の会社員・八木安徳容疑者の3人です。 3人は去年6月、愛媛県宇和島市内の飲食店で愛媛県松山市に住む40代男性を借金の返済名目で「しっかり払ってもらわな困る」などと脅迫し、現金1350万円を脅し取った疑いが持たれています。 さらに翌7月にも愛媛県松山市内の飲食店で「残りの金払ってもらわな困る」などと現金を脅し取ろうとしましたが、男性が警察へ届け出たため未遂に終わったということです。 警察は「捜査に支障がある」として、3人の認否を明らかにはしていませんが、動機や余罪について捜査する方針です。