「いったん電話切って確認を」電話詐欺の被害防止へ警察が呼びかけ

電話で「お金」詐欺が急増していることから、警察官が直接家を訪ね注意を呼びかけました。 14日朝、熊本市西区で、電話で「お金」詐欺を防止しようと、警察が巡回連絡を実施しました。 住民 「先日も知らない番号から電話がかかってきて、ガイダンスが流れ出したんですよ、すぐ切りましたけけど」 警察官 「多いですね、すぐ切るというのは大事ですね」 家を訪ね、住人に最近起きた詐欺被害の現状や頻発する手口を伝え、怪しい電話への対応などを説明しました。 住民 「年齢層も若い人から高齢者まで、高齢者のみと思っていたんですけれど、びっくりしました。話を聞いたら自分も用心しないといけないなと思いました」 熊本県内では4月から被害が多発していて、県警は危機的状況として電話で「お金」詐欺アラートを県内全域に発令しました。 熊本県警 「電話で「お金」詐欺というのは手を変え、品を変えて、色んな手法でだまそうとしてくる。電話がかかってきた場合は、簡単に信じるのではなく、一旦電話を切って確実に確認していただきたい」 今年、熊本県内では4月末までで73件、およそ3億8900万円の被害が出ています。 14日も「受け子」とみられる19歳の男が美里町の80代の男性から現金80万円をだまし取った疑いで再逮捕されています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする