神奈川県でストーカー被害を訴えていた女性が遺体で見つかった事件を受け、大分県警は被害相談に対する連携を強めていく方針を示しました。 これは14日の県警定例会見で三浦一男生活安全部長が明らかにしました。 4月30日、神奈川県川崎市でストーカー被害を訴えていた20歳の女性が遺体で見つかり、元交際相手の男が逮捕された事件を受けて警察庁は12日、各都道府県警に被害者などの安全確保を最優先に対処するよう通達しています。 県警でも相談者の安全を確保した上で各警察署と本部で情報を共有し適切な対策をとるべく連携を深めたいとしました。 (大分県警・三浦一男生活安全部長)「相談者やその関係者の心情に寄り添いつつ安全確保を最優先に対応してまいります」 県警によりますと県内で今年、ストーカー被害に対応した件数は4月末までに104件にのぼり、去年の同じ時期に比べ15件増えているということです。